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ユルゲン・テラーとは?

ゆるげん・てらー

ユルゲン・テラーとは、ドイツ出身で飾り気のない直接的なスタイルで知られ、ファッション写真に革命をもたらした現代写真家です。

ユルゲン・テラー(Juergen Teller、1964年〜)は、ドイツニュルンベルク近郊に生まれ、ロンドンを拠点に活動する写真家です。1980年代後半からファッション写真の世界で頭角を現し、従来のグラマラスで完璧に磨き上げられたファッション写真の美学とは一線を画すスタイルで国際的な名声を確立しました。

テラーの写真の最大の特徴は、その「アンチ・グラマー」ともいえる美学です。スナップショット的な構図、フラッシュの直射光、ぼかしや粒子感のある画面処理、被写体の素のままの表情や体を積極的に取り込む手法が特徴的です。有名モデルや著名人を被写体にする際も、スタジオの完璧な照明の代わりに日常的な環境や自身の家族・身近な人々とともに撮影するなど、記録写真的なアプローチを崩しません。

主な仕事先としては以下のようなブランドや媒体が挙げられます。

  • ヴェルサーチ、マルク・ジャコブス、セリーヌなどのファッションブランド広告
  • 「i-D」「Vogue」などのファッション誌
  • 個展やアート写真集の出版

また、自身もしばしば作品に登場するセルフポートレートの手法でも知られ、写真家としての主観的な視点を作品に組み込むことを厭いません。ファッション写真とコンテンポラリーアートの境界を曖昧にした先駆的な存在として評価されています。

使い方・例文

ファッション誌や写真の教科書では、テラーの作品が「コマーシャル写真とアート写真の境界を崩した例」として取り上げられ、1990年代以降のファッション写真の変化を語る際に必ず名前が挙がります。

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