ヤコウガイとは?
やこうがい
ヤコウガイとは、インド洋・太平洋の熱帯域に分布するリュウテン科の大型巻貝で、暗所で蛍光を発するように見える殻の輝きと螺鈿細工の素材として知られる貝です。
ヤコウガイ(夜光貝)は、腹足綱リュウテン科(Turbinidae)に属する大型巻貝です。学名はTurbo marmoratus。インド洋から西太平洋にかけての熱帯・亜熱帯の珊瑚礁域に分布し、岩礁の浅海に生息します。日本では沖縄・奄美以南に見られます。
殻は厚くて重く、成貝の殻高は20センチ前後になる大型種です。外面は暗緑褐色の厚い殻皮に覆われていますが、内面は厚みのある真珠光沢(マザーオブパール)を持ち、光を当てると緑・青・白の虹色に輝きます。「夜光」の名は、その輝きが夜に光るように見えることからきています。
螺鈿(らでん)細工の素材として日本・中国・東南アジアで古くから珍重されてきました。ヤコウガイの貝殻を薄く切り出した素材は漆器・家具・工芸品の装飾に用いられ、光の当たり方で色が変わる視覚効果が高く評価されます。
食用としても利用されており、沖縄などでは刺身・煮付け・バター炒めなどで食べられます。また蓋(ふた)にあたる厚い石灰質の蓋(口蓋)も装飾品に利用されます。
使い方・例文
漆器や螺鈿細工の説明でヤコウガイの名前が登場することが多く、沖縄の工芸品店ではヤコウガイを使ったアクセサリーや装飾品が販売されています。食材としては沖縄の居酒屋メニューにも登場します。
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