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ミシュナ・ヘブライ語とは?

みしゅなへぶらいご

ミシュナ・ヘブライ語とは、紀元後1〜3世紀頃にユダヤ教の口伝律法集「ミシュナ」の編纂に使われた古代ヘブライ語の後期変種です。

ミシュナ・ヘブライ語は、聖書ヘブライ語(古典ヘブライ語)よりも後の時代に発展した言語段階であり、ラビ・ユダヤ教中心文献である「ミシュナ」(口伝律法集、200年頃成立)や「タルムード」の基礎となった言語です。

聖書ヘブライ語と比較すると、以下のような特徴があります。

  • アラム語の影響を強く受け、語彙や構文に借用が多い
  • ギリシア語やラテン語からの外来語も吸収している
  • 動詞体系が単純化され、時制表現が変化している
  • 発音・綴りにも変化が生じている

この言語は日常会話でも使われた可能性があるとされており、かつては「ラビ・ヘブライ語」や「後期ヘブライ語」とも呼ばれます。聖書成立以後、ヘブライ語が日常語としてアラム語に取って代わられていく時代において、ユダヤ教の学者(ラビ)たちが宗教的議論・法解釈の場で用いた学術語でもありました。

現代のヘブライ語学において、ミシュナ・ヘブライ語は聖書ヘブライ語と現代ヘブライ語をつなぐ重要な橋渡しとして位置づけられており、ユダヤ教文化・言語学双方の観点から研究が続けられています。

使い方・例文

ユダヤ教の宗教学校でミシュナやタルムードを学ぶ際、テキストに使われている言語としてミシュナ・ヘブライ語が登場します。現代ヘブライ語話者にとっても、聖書ヘブライ語とは異なる表現が多く、専門的な学習が必要とされます。

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