マクラウケニアとは?
まくらうけにあ
マクラウケニアとは、新生代の南アメリカに生息した絶滅哺乳類で、ラクダのような首と胴体、ウマのような四肢を持つ独自の進化を遂げた草食動物です。
マクラウケニア(Macrauchenia)は、約700万〜1万年前の後期中新世から更新世にかけて南アメリカに生息していた絶滅哺乳類です。滑蹄目・マクラウケニア科に分類され、現生動物には近縁の仲間がいない独立した系統として知られています。
体格はウマ大からラクダ大ほどで、肩高は1.5〜1.8メートル程度と推定されます。四肢はウマに似た3本指(蹄を持つ)の構造ですが、首が長くラクダのような外見をしていたと考えられています。頭骨の形態から、鼻の先端部に短い鼻(象の祖先のような可動性のある吻部)があった可能性が指摘されています。
南アメリカが独立した大陸であった時代に孤立進化した「南アメリカ有蹄類」のひとつであり、現生のどの動物とも外見が似つかない独特のボディプランを持ちます。植食性で草原や疎林に生息していたとされます。
パナマ地峡の形成後は北アメリカからの動物との競争にさらされ、最終的には更新世末の気候変動と人類の南下によって絶滅したと考えられています。
使い方・例文
南アメリカの絶滅哺乳類や「南米固有の有蹄類」を解説する文脈でよく取り上げられる動物です。その奇妙な外見から、復元図が古生物の書籍や展示に登場します。
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