ベルナール・チュミとは?
べるなーるちゅみ
ベルナール・チュミは、建築を概念や思想から問い直す脱構築主義の建築家・理論家で、パリのラ・ヴィレット公園設計で広く知られています。
ベルナール・チュミ(Bernard Tschumi、1944年〜)は、スイス系フランス人の建築家・建築理論家です。建築を単なる機能の器としてではなく、空間・出来事・運動の相互作用として捉える独自の理論で、世界の建築界に大きな影響を与えました。
チュミは特に1970〜1980年代に建築理論家として頭角を現し、哲学・文学理論・映画理論などを横断しながら建築の概念を再定義しました。代表作はパリのラ・ヴィレット公園(1982年着工)で、解体主義(デコンストラクション)の建築実践として世界的に注目されています。赤い構造物「フォリー」が規則的に配置された設計は、伝統的な公園概念を意図的に解体するものとして評価されました。また、ニューヨークのコロンビア大学建築・計画・保全大学院(GSAPP)の学部長を長年務め、建築教育においても大きな足跡を残しています。
チュミの建築思想の特徴として以下が挙げられます。
- 建築を「空間・出来事・運動」の関係性として捉える概念的アプローチ
- フランス現代思想(デリダ等)との積極的な対話
- 脱構築主義建築の実践的代表者としての位置づけ
- 建築理論の著作・展覧会を通じた国際的な教育活動
チュミは現在も活動を続けており、建築理論と実践の両面で世界的な影響力を持つ存在です。
使い方・例文
「ベルナール・チュミの名は、パリのラ・ヴィレット公園の設計者として、また脱構築主義建築の代表的論者として建築学の授業でよく登場します。」
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