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ヘンリー・ウォーターズ・ベイツとは?

へんりー・うぉーたーず・べいつ

ヘンリー・ウォーターズ・ベイツはイギリスの博物学者・探検家で、アマゾンを11年間探査し「ベイツ擬態」を発見したことで知られます。

ヘンリー・ウォーターズ・ベイツ(Henry Walter Bates, 1825〜1892)はイングランド・レスターシャー生まれの博物学者・昆虫学者です。若くして昆虫採集情熱を注ぎ、アルフレッド・ラッセル・ウォレスとともに1848年にアマゾン川流域へ渡りました。

ベイツはウォレスと分かれたのちも南米に残り、計11年以上にわたってアマゾンを探索しました。その間に採集した生物標本は約1万4000種(うち約8000種が科学的に未知の種)にのぼり、当時としては驚異的な成果でした。

最大の科学的貢献は「ベイツ擬態(Batesian mimicry)」の発見です。これは、無毒の昆虫が有毒の昆虫に外見を似せることで天敵から身を守る現象で、ダーウィンの自然選択説を昆虫界で実証する強力な証拠となりました。ダーウィン自身もベイツの研究を高く評価しました。

  • 著書:『アマゾン川の博物学者(The Naturalist on the River Amazons)』(1863年)は旅行記と科学的報告を融合した名著として今も読まれています。
  • 王立地理学会:帰国後は長年にわたり英国王立地理学会の幹事を務めました。

ベイツの研究は進化生物学・生態学の基礎を築き、擬態の研究は今も生物学の重要テーマであり続けています。

使い方・例文

生物の教科書や進化論を扱う解説書で「ベイツ擬態」の例として、毒をもつチョウに似た無毒のチョウの写真とともに紹介されます。

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