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フランツ・ハルダーとは?

ふらんつはるだー

フランツ・ハルダーとは、第二次世界大戦初期のドイツ陸軍参謀総長で、電撃戦の立案に関わりながらもヒトラーと対立した将軍です。

フランツ・ハルダー(1884年〜1972年)は、ドイツ国防軍(Wehrmacht)の上級将校で、1938年から1942年まで陸軍参謀総長(Generalstabschef des Heeres)を務めました。バイエルン州出身の職業軍人で、第一次世界大戦でも参謀として経験を積んでいます。

ハルダーは1939年のポーランド侵攻、1940年の西方電撃戦(フランスベルギーへの侵攻)の作戦計画立案において中心的な役割を担いました。特にマンシュタイン案を採用した西方電撃戦の計画立案に参加し、電撃的勝利に貢献しました。

しかし1941年のソ連侵攻(バルバロッサ作戦)が始まると、ハルダーはヒトラーの戦略的判断と度々衝突しました。モスクワへの集中を主張するハルダーに対し、ヒトラーはウクライナ南部やレニングラードを優先する方針を取り、両者の対立は深まりました。1942年のスターリングラード攻防戦をめぐる意見の相違が決定的となり、同年9月にヒトラーによって参謀総長の職を解任されました。

戦後はナチスの犯罪に関与しなかったとして無罪となり、アメリカ陸軍歴史部門の協力者として回想録や戦史分析の執筆に携わりました。彼の日記は第二次世界大戦のドイツ軍作戦史を研究する上での重要な一次史料となっています。

使い方・例文

第二次世界大戦の軍事史や独ソ戦を研究する文脈で、「参謀総長としてヒトラーと対立した将軍」としてフランツ・ハルダーの名前が引用されます。

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