パトリック・ホワイトとは?
ぱとりっくほわいと
パトリック・ホワイトとは、オーストラリア出身のノーベル文学賞受賞作家で、孤独・精神的探求・オーストラリアの大地を描いた長篇小説で知られています。
パトリック・ホワイト(Patrick White、1912〜1990年)は、オーストラリアを代表する小説家です。1973年にオーストラリア人として初めてノーベル文学賞を受賞したことで国際的な知名度を得ました。
ロンドンで生まれ幼少期をオーストラリアで過ごした後、ケンブリッジ大学で学び、第二次世界大戦後に帰国。以後、オーストラリアを拠点に執筆活動を続けました。その作品は心理描写の深さと象徴的な文体が特徴で、登場人物の内面の葛藤や精神的救済を繰り返しテーマにしました。
主な作品には以下のものがあります。
- 『ヴォス』(1957年)― オーストラリア内陸探検を題材にした大作
- 『木の葉の王冠』(1955年)― 農村の家族を描いた叙事詩的長篇
- 『ライダーズ・イン・ザ・チャリオット』(1961年)― 多様な背景を持つ人物たちの精神的な探求を描く
ノーベル賞選考委員会は「大陸の心理を照らし出す叙事詩的・心理的な芸術」と評しました。オーストラリア文学の地位を世界的に高めた存在として今も高く評価されています。
使い方・例文
オーストラリア文学を語るとき、パトリック・ホワイトのノーベル賞受賞はその世界的認知の出発点として必ず登場します。
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