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トゥキュディデスとは?

とぅきゅでぃです

トゥキュディデスは、『ペロポネソス戦争史』を著した古代ギリシアの歴史家で、客観的・分析的な歴史叙述の創始者とされています。

トゥキュディデス(Thucydides、前460年頃〜前400年頃)は、古代アテナイ出身の歴史家です。同時代を生きたヘロドトス神話的・説話的な叙述を好んだのに対し、トゥキュディデスは証拠と理性的分析を重視した歴史記述を確立し、「科学的歴史学の父」とも呼ばれています。

彼の主著『ペロポネソス戦争史』は、アテナイとスパルタが覇権を争った戦争(前431〜404年)を記録した作品です。トゥキュディデス自身もアテナイの将軍として戦争に参加しましたが、戦略の失敗により追放され、その期間を資料収集と執筆に充てました。作品は未完のまま終わっていますが、政治・外交・軍事・疫病など多面的な視点から戦争の実態を描いており、国際政治学・安全保障論の原典的文献として現代でも参照されます。

特に有名な「メロス会話」や「ペリクレスの追悼演説」は、権力の論理と民主政治の理想を鋭く対照させた場面として文明論的にも重要です。また「トゥキュディデスの罠」という概念は、台頭する新興大国と既存の覇権国が衝突しやすいという国際関係の法則として、現代の米中関係を論じる際にも頻繁に用いられています。

使い方・例文

「国際政治学の授業でトゥキュディデスの著作は、権力政治の原型を示す古典として最初に紹介されることが多いです。」

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