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デッドマン装置とは?

でっどまんそうち

デッドマン装置とは、操作者が意識を失ったり操作を放棄したりした場合に自動的に機械を停止・制動させる安全装置のことです。

デッドマン装置(Deadman device)は、機械・乗り物の操作者が正常な状態で操作を続けていることを確認し、何らかの理由で操作が途絶えた際に自動的に機械を停止または制動させる安全装置です。「デッドマン(dead man)」とは英語で「死人」を意味し、操作者が倒れた(死亡・失神した)場合にも安全を確保するという考え方に由来します。

最も広く知られているのは鉄道車両への応用です。鉄道では列車の運転士が急病や居眠りで操作不能になった際、列車が暴走するのを防ぐためにデッドマン装置(一般に「デッドマン制御」と呼ばれる)が設置されています。運転士が一定時間内にペダルボタンを操作しないと警報が鳴り、それでも応答がなければ非常ブレーキが自動作動します。

デッドマン装置が採用されている主な分野は以下のとおりです。

  • 鉄道車両(運転士の失神・居眠り対策)
  • 芝刈り機・チェーンソー(操作者が離れると刃が停止)
  • 船舶(舵輪から手が離れると減速・停止)
  • 産業用ロボット・重機(操作者の安全確認スイッチ)

デッドマン装置はフェールセーフ設計(故障しても安全側に動作する設計)の代表例であり、人的ミスや突発的な事故から人命や設備を守る重要な安全技術です。国際的な安全規格でも多くの機械カテゴリーにおいてデッドマン機能の設置が推奨または義務づけられています。

使い方・例文

デッドマン装置は、電車の運転士が操作ペダルを踏み続けていることで正常運行を確認するシステムとして鉄道で広く使われています。また、家庭用の電動芝刈り機でも、ハンドルのレバーを握っている間だけ刃が回転し、手を離すと自動停止する仕組みに応用されています。

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