本文へスキップ

チャック・モールの器とは?

ちゃっくもーるのうつわ

チャック・モールの器はメソアメリカ文明の石像「チャック・モール」が腹部に抱える供物を受け取るための容器です。

チャック・モールの器とは、メソアメリカ文明(特にトルテカ・アステカ・マヤなど)に見られる石造彫刻「チャック・モール(Chac Mool)」が腹部の上に抱える盆状の容器を指します。チャック・モールとは、上体を起こして膝を曲げた独特の姿勢で横たわる人物像で、頭部を横に向け、腹の上に平らな容器を置いた形が特徴です。

この容器は宗教的儀礼において神々への供物、特に生け贄の心臓や血、食物・香などを捧げる入れ物として機能したと考えられています。チャック・モール自体がどの神格を表すかについては諸説あり、雨の神や太陽神との関連が議論されています。

「チャック・モール」という名称は19世紀に考古学者のオーガスタス・ル・プランジョンが名付けたもので、古代マヤ語に由来する名称ではありません。実際の像はチチェン・イッツァ・テオティワカン・テンプロ・マヨールなど複数の遺跡で発見されています。

現代では考古学・美術史の教材として広く取り上げられるほか、その独特の姿がモチーフとしてアート・デザイン・ゲームなど多様な文化表現に採用されています。

使い方・例文

中南米の古代文明を舞台にしたゲームでチャック・モールの器に供物を捧げると、特別な儀礼イベントが発生するという演出があります。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語