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タイワンリスとは?

たいわんりす

タイワンリスとは、台湾原産のリスの一種で、日本では外来種として各地に定着し、農業や生態系への影響が問題となっています。

タイワンリス台湾栗鼠、学名:Callosciurus erythraeus)は、台湾・中国南部・東南アジアを原産地とするリス科哺乳類です。体長は約20センチメートル、尾長も同程度で、背面は灰褐色、腹面は赤褐色の毛色が特徴です。樹上生活を主とし、果実・種子・昆虫などを食べます。

日本では、主にペットとして輸入されたタイワンリスが逃げ出したり放たれたりして野生化し、神奈川県の鎌倉市周辺を中心に、各地で繁殖・定着しています。在来の生態系への悪影響が深刻で、果樹や農作物の食害のほか、木の樹皮を剥ぐ「樹皮剥ぎ」による林業被害が問題となっています。また、在来のリス(ニホンリス)との競合も懸念されています。

日本では2005年の外来生物法施行に伴い、タイワンリスは「特定外来生物」に指定されており、飼育・譲渡・野外への放出が禁止されています。各地で駆除・防除の取り組みが行われていますが、一度定着した個体群の根絶は難しく、継続的な管理が求められています。外来種問題・生物多様性保全の文脈でよく取り上げられる動物です。

使い方・例文

鎌倉の社寺境内や公園でよく見かける茶色いリスはタイワンリスです。見た目は愛らしいですが、特定外来生物であるため捕獲・飼育は法律で禁止されており、触れることも推奨されていません。

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