ソフィー・ジェルマンとは?
そふぃーじぇるまん
ソフィー・ジェルマンとは、18〜19世紀のフランスで活躍した数学者・物理学者で、弾性理論の研究とフェルマーの最終定理への貢献で知られる先駆的な女性科学者です。
ソフィー・ジェルマン(Sophie Germain、1776年〜1831年)は、パリ生まれのフランスの数学者・物理学者です。女性が学術機関に入ることを禁じられていた時代に、独学と男性名(「ムッシュー・ルブラン」)を使った書簡交流によって研究を続け、数学・物理学の最前線で業績を残した歴史的人物です。
最大の業績のひとつが弾性体理論の研究です。フランス科学アカデミーが提起した「弾性板の振動の数学的理論」という難問に対し、複数回にわたって応募・改訂を重ね、賞を受賞しました。この研究は現代の工学・建築にも繋がる弾性理論の基礎を形成しています。
数学の分野では、フェルマーの最終定理(xⁿ+yⁿ=zⁿは n≧3の整数解を持たないという命題)に関する重要な定理を証明しました。「ジェルマン素数」と呼ばれる特定の素数の類にかかわる彼女の定理は、その後の研究の出発点のひとつとなっています。
ジェルマンは数学者カール・フリードリヒ・ガウスとも書簡を交わし、高い評価を受けていました。女性として学術の場が閉ざされていた時代に独自の道を切り開いた姿は、科学史における女性研究者のロールモデルとして今日も語り継がれています。
使い方・例文
数学史や女性科学者の特集記事で「ジェルマンは男性名を使って研究を続けた」として紹介され、フェルマーの最終定理の解説でも彼女の定理が取り上げられます。
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