ズウィッシェンツークとは?
ずうぃっしぇんつーく
ズウィッシェンツークとは、チェスで相手の手に応じる前に別の重要な手を挟み込む「間の手」と呼ばれる高度な戦術です。
ズウィッシェンツーク(Zwischenzug)はドイツ語で「間の手」「割り込み手」を意味するチェス用語です。英語では「インビトウィーンムーブ(in-between move)」や「インターメッツォ(intermezzo)」とも呼ばれます。
通常の駒の交換や定跡の流れでは、相手の手に素直に応じることが期待されます。しかしズウィッシェンツークでは、期待されている応答を後回しにして、先により利益の大きな手を指します。これにより相手の計算を狂わせ、有利な駒交換や局面を手に入れることができます。
ズウィッシェンツークが効果的な状況の例として次が挙げられます。
- 駒交換の途中で王手をかけて相手の応対を強制する
- 相手が取ることを期待している駒を取る前に、脅威を先に作る
- 捕捉された駒を動かす前に逆に相手の駒を攻撃する
この戦術の難しさは、相手が「当然そう応じるだろう」と思っている場面で割り込みを見つけることにあります。計算能力と局面の洞察が必要で、プロレベルの対局でも頻繁に登場します。ズウィッシェンツークを見落とすと大きな損害を被ることがあるため、タクティクス訓練において重要な学習項目です。
使い方・例文
相手がビショップを取ることを期待しているときに、先にルークで王手をかけてからビショップを取り返すことで、駒得を実現する場面に登場します。
この用語をシェア
最終更新: