スティーブ・マカリーとは?
すてぃーぶ・まかりー
スティーブ・マカリーとは、アフガニスタンやアジアの人々を鮮烈な色彩と人間的な温かさで捉えたアメリカの報道写真家で、「アフガンの少女」で世界的に知られます。
スティーブ・マカリー(Steve McCurry、1950年生まれ)は、アメリカの報道写真家で、主にアジア・中東・アフリカを舞台にした写真作品によって世界的な名声を得ています。ペンシルベニア州生まれで、ペンシルベニア州立大学で映画・芸術を専攻し、卒業後にフリーランスのカメラマンとして活動を始めました。
マカリーは1979年のソビエト侵攻直前にパキスタン人の衣装に変装してアフガニスタンに潜入し、紛争の模様を取材して注目を集めました。1984年には難民キャンプで出会った少女シャルバット・グラを撮影した「アフガンの少女(Afghan Girl)」がナショナルジオグラフィック誌の表紙を飾り、20世紀を代表する報道写真の一枚として広く認知されています。緑の瞳が印象的な彼女の写真は、戦争と難民の問題を象徴するイコン的存在となりました。
マカリーの作品の特徴として次の点が挙げられます。
- 飽和した鮮やかな色彩:デジタル化以前からの独特のカラーパレット
- 被写体との距離感:被写体の目を正面から捉えるポートレートの迫力
- マグナム・フォト正会員:世界最高峰の写真家集団のメンバー
- ピュリツァー賞受賞:1985年に報道写真部門で受賞
紛争地帯から日常の風景まで、人間の尊厳と感情を鋭く捉えるスタイルは世界中の写真愛好家に支持されており、多数の写真集や展覧会を通じてその世界観が共有されています。
使い方・例文
「アフガンの少女」はナショナルジオグラフィック史上最も多く問い合わせがあった表紙写真として知られており、写真集やポスターなどでも広く再掲されています。
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