ジョン・D・ロックフェラー・ジュニアとは?
じょんでぃーろっくふぇらーじゅにあ
ジョン・D・ロックフェラー・ジュニアとは、アメリカ最大の石油王ジョン・D・ロックフェラーの息子で、フィランソロピー活動や文化施設の整備に生涯を捧げた慈善家・実業家です。
ジョン・デイヴィソン・ロックフェラー・ジュニア(John D. Rockefeller Jr.、1874〜1960年)は、スタンダード・オイルで巨大な財を成したジョン・D・ロックフェラーの一人息子です。父から莫大な財産を受け継ぎながらも、自ら実業よりも慈善活動と文化事業に重きを置いた人物として歴史に名を残しています。
彼の最大の遺産のひとつはニューヨークのロックフェラー・センターの建設です。1930年代の大恐慌期に多くの雇用を生み出した大規模開発プロジェクトとして、経済的・社会的意義も持っています。また、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の設立にも深く関わり、妻のアビー・オールドリッチ・ロックフェラーとともに現代美術の振興を支援しました。
慈善活動の面では、植民地時代のウィリアムズバーグ(バージニア州)の歴史的復元プロジェクト、クライスラー・ビルの建設など、アメリカの文化・歴史遺産保全に多額の資金を提供しました。さらに国連本部用地の購入資金を提供したことでも知られており、国際社会への貢献も際立っています。
父の代に生まれた反トラスト批判をかわしながらも、ロックフェラー家の評判を慈善と文化の分野で大きく向上させた人物として評価されています。
使い方・例文
「ロックフェラー・センターを建てたのはジュニアだ」という形で、アメリカ史やニューヨーク建築の解説に登場することが多い人物です。
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