ジャイプール絨毯とは?
じゃいぷうるじゅうたん
ジャイプール絨毯とは、インドのラジャスタン州ジャイプールで伝統的に制作される、手織りの高品質な絨毯です。
ジャイプール絨毯は、インド北西部のラジャスタン州の州都ジャイプールとその周辺地域で作られる手織り絨毯です。「ピンクシティ」とも呼ばれるこの都市は、ムガル帝国時代から続く工芸品の産地として知られており、絨毯づくりもその重要な伝統工芸のひとつです。
制作には主にウール(羊毛)やシルクが使われ、綿を経糸に使うことも多いです。伝統的な手結びのパイル技法が用いられ、熟練の職人が一本一本ノットを結びながら模様を形成します。ノット密度が高いほど精緻な模様が表現でき、高品質品とされます。
デザインの特徴として、以下のような要素がよく見られます。
- 花卉文様・蔓草文様などムガル様式の装飾モチーフ
- メダリオンと呼ばれる中央飾りを持つ構成
- ボーダー(縁飾り)を明確に設けた格式ある意匠
- 鮮やかな赤・青・金色系の配色
現在はジャイプールの職人コミュニティや周辺農村で多くの工房が稼働しており、インド政府もGI(地理的表示)による品質保護を進めています。観光客向けの土産品から高級インテリア向けまで幅広く制作され、世界各地に輸出されています。
使い方・例文
ジャイプール旧市街の工芸品市場では、色鮮やかなジャイプール絨毯が壁一面に並んでおり、職人が実際に手織りをする工房を見学することもできます。
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