シノブゴケとは?
しのぶごけ
シノブゴケとは、日本の湿った岩壁や倒木に広く生育するシノブゴケ科のコケ植物で、繊細な羽状の葉が美しく苔庭にも用いられます。
シノブゴケ(学名:Thuidium kanedae など、属内に複数種)は、シノブゴケ科シノブゴケ属に分類されるコケ植物(蘚類)です。日本では北海道から沖縄まで広く分布し、林内の湿った地面・岩壁・倒木・樹幹基部などに群落を形成します。
シノブゴケの最大の特徴は、2〜3回羽状に分枝するその葉の形です。小さな葉が規則正しく並んだ様子はシダ植物のシノブ(忍)に似ており、それが名の由来となっています。葉の表面には細かい突起(パピラ)があり、光を乱反射することでビロードのような質感を生みます。
本種を含むシノブゴケ属は、苔庭や苔テラリウムの素材として広く利用されます。
- 分類:シノブゴケ科シノブゴケ属
- 分枝様式:2〜3回羽状分枝
- 葉の特徴:パピラ(突起)によるビロード状の光沢
- 生育環境:湿った地面・倒木・岩壁・林床
湿度を好み比較的管理しやすいため、苔育成の入門種としても扱いやすいコケです。
使い方・例文
「シノブゴケは日本庭園や坪庭で地被植物として使われるほか、近年人気のテラリウムでも湿度を保った容器の中で繊細な羽状の葉を広げる姿が楽しまれています。」
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