サメ肌とは?
さめはだ
サメ肌とは、サメの体表を覆う細かいうろこ(楯鱗)に由来する言葉で、ざらざらとした皮膚や表面の質感を表す比喩表現としても広く使われます。
サメ肌(さめはだ)は、もとはサメ(鮫)の体表の質感を指す言葉です。サメの皮膚は「楯鱗(じゅんりん、プラコイドスケール)」と呼ばれる微細なうろこで覆われており、これが細かい歯のような構造を持つため、触ると非常にざらざらしています。一方向に撫でるとなめらかに感じますが、逆方向に触れると引っかかるような摩擦感があります。
この楯鱗の構造は流体力学的に優れた機能を持ちます。
- 水の乱流を整え、泳ぐ際の抵抗を低減する
- 海藻や寄生虫などが付着しにくい表面を形成する
- 全体として遊泳効率を高める役割を果たす
この機能に着目した「サメ肌水着」は競泳界で一時代を画しました。表面にV字型の突起(リブレット構造)を施すことで水の抵抗を減らし、水泳選手の記録向上に貢献しましたが、後に国際水泳連盟(FINA)による規制の対象となりました。
日常語としての「サメ肌」は、肌が乾燥してざらざらした状態(毛孔性角化症など)や、物の表面が粗い質感を持つことを表す比喩としても用いられます。素材・テクスチャーの説明のほか、スキンケアの文脈でも「サメ肌対策」という形でよく使われます。
使い方・例文
競泳の高速水着を語る場面や、乾燥して肌がざらつく状態を表現するスキンケアの文脈で「サメ肌」という言葉がよく登場します。
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