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カナリアリリースとは?

かなりありりーす

カナリアリリースとは、新しいソフトウェアを全ユーザーに一斉展開する前に、まず一部のユーザーだけに提供して問題がないか確認するリリース手法です。

カナリアリリース(Canary Release)とは、ソフトウェアの新バージョンを本番環境に展開する際、最初は全ユーザーではなくごく一部のユーザーやサーバーにだけ新バージョンを提供し、問題がなければ段階的に対象を広げていくデプロイ手法です。

名称の由来は、かつて炭鉱労働者が有毒ガスを検知するためにカナリア(鳥)を坑内に持ち込んだ慣習にあります。ガスに敏感なカナリアが先に反応することで危険を察知したように、ソフトウェアの世界でも新バージョンを「先行して晒されるカナリア」として少数のユーザーに試し、障害や不具合を早期に発見しようという発想です。

一般的な流れは以下のとおりです。

  • 新バージョンを一部のサーバー(例:全体の5〜10%)にのみデプロイする
  • エラー率・レイテンシ・ユーザー行動などのメトリクスを旧バージョンと比較監視する
  • 問題なければ段階的に割合を増やし最終的に全体へ展開する
  • 問題が発生した場合は迅速にロールバックする

カナリアリリースの大きな利点は、障害発生時の影響範囲を最小限に抑えられる点です。全ユーザーに一斉展開するよりも、少数への影響にとどめて問題を発見・修正できます。また、実際の本番トラフィックでテストできるため、開発・テスト環境では再現しにくいバグを発見しやすいという利点もあります。継続的デリバリー(CD)やDevOpsの文化と組み合わせることで特に効果を発揮します。

使い方・例文

大規模なWebサービスでは、新機能のリリース時にまず全ユーザーの1%だけに新バージョンを提供し、エラー率が上昇しないことを確認してから段階的に展開するカナリアリリースが標準的な手法となっています。

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