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オオワニザメとは?

おおわにざめ

オオワニザメとは、世界最大級のサメのひとつとされるネコザメ目の大型サメで、強力な顎と独特の歯の形から古くより注目されてきた種です。

オオワニザメ(学名:Carcharias taurus)は、ネコザメ目オオワニザメ科に属するサメの一種で、英語では「Sand tiger shark(サンドタイガーシャーク)」や「Grey nurse shark(グレイナースシャーク)」とも呼ばれます。

最大で全長約3.2メートルほどに成長し、口元から細い歯が突き出た特徴的な外見をもちます。この歯は外側に向かって曲がっており、口を閉じていても牙が見えるため、非常に獰猛そうな印象を与えます。しかし実際には比較的おとなしい性質で、ダイバーを積極的に攻撃することは少ない種とされています。

オオワニザメには興味深い繁殖生態があります。子宮内共食い(oophagy・卵食)という現象が確認されており、母親の子宮内で先に孵化した胎仔が他の未受精卵や兄弟を食べて成長します。このため、一度の出産で生まれる子は通常2頭程度と少なく、個体数の増加が非常にゆっくりです。

生息域は大西洋・インド洋・太平洋と広く、沿岸の浅い海から水深190メートルほどまで確認されています。水族館での飼育に比較的向いているため、世界各地の大型水族館でよく展示される種のひとつです。一部地域では乱獲や混獲によって個体数が減少しており、国際自然保護連合(IUCN)によって絶滅危惧種に指定されています。

使い方・例文

水族館の大水槽で、口から細い歯がのぞく迫力ある大型のサメを見かけたとき、それがオオワニザメであることが多いです。見た目の怖さとは裏腹に、飼育しやすい性質が展示に選ばれる理由のひとつとなっています。

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