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エリザベート・シュワルツコップとは?

えりざべーとしゅわるつこっぷ

エリザベート・シュワルツコップは、20世紀最高のソプラノ歌手の一人として称えられるドイツ出身の名歌手で、モーツァルトやリートの分野で比類なき名唱を残しました。

エリザベート・シュワルツコップ(Elisabeth Schwarzkopf、1915〜2006年)は、ドイツ出身のソプラノ歌手で、20世紀オペラ・声楽界における最も輝かしい存在の一人です。ポーランド(当時ドイツ領)のヤロチンで生まれ、ベルリン音楽大学で声楽を学びました。

1946年からウィーン国立歌劇場に所属し、以後ロンドンのコヴェント・ガーデン、ミラノのスカラ座など世界の主要歌劇場で活躍しました。彼女の声域はリリコ・ソプラノに属し、その透明感のある美声と細部まで練り上げられた表現力は他の追随を許しませんでした。

特に評価が高い分野は以下の通りです。

  • モーツァルトのオペラ(「フィガロの結婚」の伯爵夫人、「コジ・ファン・トゥッテ」のフィオルディリージなど)
  • R・シュトラウスのオペラ(「バラの騎士」の元帥夫人は当たり役として名高い)
  • ドイツ・リート(シューベルト、シューマン、ヴォルフなど)

長年の伴侶でありプロデューサーでもあったウォルター・レッゲとの協働を通じて、数多くの歴史的録音を残しました。晩年は声楽教育にも力を入れ、マスタークラスで次世代の歌手たちを指導しました。その名唱は没後も録音を通じて世界中で愛聴されています。

使い方・例文

リヒャルト・シュトラウスの「バラの騎士」の名盤を探す際、シュワルツコップが元帥夫人を歌ったカラヤン指揮の録音は、この役の規範として必ずと言っていいほど推薦されます。

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