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エティオピアのラリベラ岩窟教会群とは?

えてぃおぴあのらりべらがんくつきょうかいぐん

エティオピアのラリベラ岩窟教会群とは、12〜13世紀エチオピア高地の岩盤を丸ごと掘り抜いて造られた11の一枚岩教会の集合体で、ユネスコ世界遺産に登録されています。

ラリベラ岩窟教会群は、エチオピア北部のアムハラ州にある町ラリベラ(標高約2600メートル)に築かれた、世界でも類を見ない岩窟教会の集合体です。1978年にユネスコ世界遺産文化遺産)に登録されました。

教会群は12世紀末から13世紀初頭にかけて、ザグウェ朝の王ラリベラ(在位:1181年頃〜1221年頃)の命によって建造されたとされています。ラリベラ王はエルサレムへの巡礼が困難な時代に「第二のエルサレム」を自国に作ろうとしたと伝えられており、教会群の地形配置にはその思想が反映されています。

最大の特徴は、教会が独立した建造物ではなく、赤色の火山岩(凝灰岩)の岩盤そのものを垂直方向・水平方向に彫り込んで作られている点です。岩を掘り下げてその中に教会堂を現す「半岩窟型」や、岩盤を四方から掘り抜いて完全に独立した岩塔に仕上げる「モノリス型」など複数の様式があります。

11棟のうち最も有名なのが「ベテ・ギョルギス(聖ゲオルギウス教会)」で、地面から深さ約15メートルの穴の底に、十字架模様の屋根を持つ立方体状の教会が完全な形で残されています。現在も実際の礼拝場所として使われており、エチオピア正教徒の重要な聖地となっています。

使い方・例文

毎年1月にはエチオピア正教のクリスマス(ティムカット)に合わせて多くの巡礼者がラリベラに訪れ、岩窟の中で白装束の聖職者たちが祈りを捧げる光景が見られます。

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