エゾヒメシロチョウとは?
えぞひめしろちょう
エゾヒメシロチョウとは、北海道の高山・亜高山帯に生息する小型のシロチョウ科のチョウで、日本では北海道のみに分布する希少種です。
エゾヒメシロチョウ(学名:Leptidea morsei)は、チョウ目シロチョウ科に属する小型のチョウです。日本では北海道にのみ分布し、本州以南には生息しない希少種です。北海道外ではロシア極東・中国北東部・朝鮮半島など東アジアの冷涼な地域に分布します。
翅は白色を基調とし、前翅の先端部に淡い灰色〜黒色の斑紋があります。翅を広げても3〜4センチメートル程度と小型で、ひらひらとした柔らかい飛び方が特徴的です。よく似た近縁種のヒメシロチョウと区別するには斑紋の細部などを確認する必要があります。
北海道の草原・牧草地・林縁などに生息し、幼虫の食草はマメ科のクサフジ・ヤブハギなどです。成虫は花の蜜を好み、晴れた日にゆっくりと飛翔する姿が見られます。
年に2〜3回発生し、春から夏にかけて成虫が出現します。生息地の減少や草地環境の変化により、道内でも地域的に個体数の減少が懸念されており、観察できる場所は限られています。北海道のチョウを愛好する人々にとっては、ぜひ出会いたい種のひとつです。
使い方・例文
北海道の草地を歩いていると、小さな白いチョウがひらひらと花から花へ飛び移る様子に気づくことがあり、それがエゾヒメシロチョウかもしれません。
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