ウォータージェット推進とは?
うぉーたーじぇっとすいしん
ウォータージェット推進とは、水を高速で後方に噴射する反力で船体を前進させる推進方式のことです。
ウォータージェット推進は、船内に設置したポンプで海水や河川の水を取り込み、ノズルから高速で噴射することで推進力を得る方式です。スクリュープロペラを使わず、水の噴射による反作用(ジェット推力)のみで船体を動かします。
仕組みとしては、船底の取水口から水を吸い込み、軸流ポンプまたは混流ポンプで圧力をかけ、船尾のノズルから高速噴射します。ノズルの向きを変えることで操舵も行えるため、舵が不要になる場合もあります。
主な特長は以下の通りです。
- 浅瀬や藻が多い水域でも安全に航行できる
- プロペラによる空洞現象(キャビテーション)が起きにくい
- 逆噴射ノズルにより制動力が高く停止距離が短い
- 高速航行時の推進効率が優れる
- 水中への騒音・振動が小さい
主な用途は高速フェリー、軍用艇、水上バイク(ジェットスキー)、救助艇などです。プロペラ推進に比べて低速域での効率は劣りますが、高速域や操縦性を重視する場面で広く採用されています。
使い方・例文
水上バイクや高速旅客船が浅い港に接岸する場面でよく登場します。プロペラのない滑らかな船底が特徴です。
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