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ウェーブテーブルシンセシスとは?

うぇーぶてーぶる しんせしす

ウェーブテーブルシンセシスとは、あらかじめ記録した波形データを高速で切り替えながら音を合成する電子音楽の手法です。

ウェーブテーブルシンセシス(Wavetable Synthesis)は、電子音楽における音声合成方式のひとつです。あらかじめ用意した短い波形(ウェーブテーブル)をメモリに格納し、その波形を繰り返し再生したり、複数の波形間をリアルタイムに補間・切り替えたりすることで多彩な音色を生み出します。

仕組みの中心は「ウェーブテーブル」と呼ばれる波形の一覧表です。正弦波・鋸波・矩形波などの基本波形のほか、現実の楽器や人声をサンプリングした複雑な波形も格納できます。再生時にはテーブル上のインデックスを動かすことで音色が連続的に変化し、生き生きとしたサウンドモーフィング効果が得られます。

歴史的には、PPG Wave(1980年代)やウォルドルフ社のシンセサイザーが先駆けとなり、後にネイティブ・インストゥルメンツの「Massive」やVital、Serum(Xfer Records)など現代のソフトウェアシンセに受け継がれました。

ウェーブテーブルシンセシスの主な特徴は以下のとおりです。

  • 少ないCPU負荷で複雑な音色を表現できる
  • 波形間の補間によるスムーズな音色変化
  • ユーザーが独自波形をインポートして音作りの自由度が高い
  • EDMやエレクトロニカなどのジャンルで多用される

デジタル時代の音楽制作において、FM音源やサブトラクティブ合成と並ぶ主要な合成方式として定着しています。

使い方・例文

DAW上でSerum等のウェーブテーブルシンセを使い、複数の波形をモジュレーションホイールで切り替えながらリードシンセの音色を変化させる場面で登場します。

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