ウィットフィールド・ディフィーとは?
うぃっとふぃーるどでぃふぃー
ウィットフィールド・ディフィーは、アメリカの暗号研究者で、現代のインターネットセキュリティを支える「公開鍵暗号」の概念を考案した人物の一人です。
ウィットフィールド・ディフィー(Whitfield Diffie、1944年生まれ)は、アメリカの暗号学者・情報セキュリティ研究者。マーティン・ヘルマンとともに1976年に発表した論文「暗号における新方向(New Directions in Cryptography)」で、公開鍵暗号とDiffie-Hellman鍵交換の概念を世界に示しました。
それ以前の暗号通信では、送信者と受信者が同じ鍵(共通鍵)をあらかじめ共有しておく必要があり、鍵の安全な受け渡しが大きな課題でした。ディフィーとヘルマンが提案した方式により、事前の秘密共有なしに安全な通信路を確立することが数学的に可能となりました。
この発見が現代インターネットに与えた影響は計り知れません。
- HTTPS通信(SSL/TLS)での鍵交換
- SSH接続の安全確立
- 電子署名・デジタル証明書の基盤
2015年には、長年の研究とプライバシー権の擁護活動が認められ、マーティン・ヘルマンとともにチューリング賞(コンピュータ科学の最高賞)を受賞しました。現在も情報セキュリティ分野で重要な人物として語り継がれています。
使い方・例文
ウェブブラウザのHTTPS通信やVPNの仕組みを解説する記事で、Diffie-Hellman鍵交換とともにディフィーの名前が登場します。
この用語をシェア
最終更新: