インパクトファクターとは?
いんぱくとふぁくたー
インパクトファクターとは、学術雑誌の論文がどれだけ他の論文に引用されているかを示す指標で、雑誌の影響力を数値化したものです。
インパクトファクター(Impact Factor、略称:IF)とは、特定の学術雑誌に掲載された論文が、一定期間内に他の論文からどれだけ引用されたかを示す数値指標です。クラリベイト社(旧トムソン・ロイター)が発行する「Journal Citation Reports(JCR)」によって毎年算出・公表されています。
計算方法の基本は、「直近2年間に掲載された論文が翌年に引用された総数」を「その2年間に掲載された論文の総数」で割った値です。例えば2年間で100本の論文を掲載した雑誌が翌年300回引用されていれば、IFは3.0となります。
インパクトファクターが高い雑誌は、研究者から多く参照されていることを意味し、一般的に「影響力の高い」雑誌とみなされます。代表的な高IFの雑誌には以下のようなものがあります。
- 医学・生命科学誌(New England Journal of Medicine、Lancetなど)
- 総合科学誌(Nature、Scienceなど)
- 専門領域の権威誌(各分野の主要学会誌)
研究者の業績評価や研究機関のランキングにも利用されますが、分野によって引用慣行が異なるため単純比較には注意が必要です。また、IFが研究の質そのものを保証するわけではないとする批判的見方も根強く、h指数など複数の指標を組み合わせた評価が推奨されています。
使い方・例文
大学院生が就職活動や奨学金審査の際に、自分の論文が掲載された雑誌のインパクトファクターを履歴書や申請書に記載し、研究の社会的評価を示す場面でよく登場します。
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