アルフレッド・ノーベルとは?
あるふれっど・のーべる
アルフレッド・ノーベルとは、ダイナマイトを発明した19世紀スウェーデンの化学者で、その遺産を基にノーベル賞を創設したことでも知られる人物です。
アルフレッド・ベルンハルド・ノーベル(Alfred Bernhard Nobel、1833〜1896年)は、スウェーデン・ストックホルム生まれの発明家・化学者・実業家です。父親が機械・爆薬の研究者であったため幼少期から科学に親しみ、ロシアやアメリカでも教育を受けるなど国際的な環境で育ちました。
ノーベルの名を世界に広めた最大の発明はダイナマイト(1867年特許取得)です。当時、爆発力の高いニトログリセリンは非常に不安定で、製造・輸送中の爆発事故が相次いでいました。ノーベルはニトログリセリンを珪藻土(けいそうど)に吸わせることで安定化させることに成功し、安全に扱える爆薬として実用化しました。採掘・土木工事・トンネル掘削などの産業に革命をもたらし、莫大な富をもたらしました。
その後も雷管の改良、無煙火薬「バリスタイト」の発明など、爆薬関連の特許を多数取得しました。晩年、ある新聞が誤報でノーベルの死亡記事を掲載し、「死の商人」と評したことに衝撃を受けたノーベルは、自らの遺産の大部分を人類の益となった人物に賞として贈ることを遺言に記しました。1901年から始まったノーベル賞(物理学・化学・生理学または医学・文学・平和の各分野)は、この遺志を受け継いだものです。
使い方・例文
ダイナマイトや火薬に関する歴史的な解説、および学術・平和分野の授賞式のニュースでノーベルの名前と功績が広く引用されます。
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