アポロチョウとは?
あぽろちょう
アポロチョウとは、ヨーロッパから中央アジアの山岳地帯に生息する大型のシロチョウ科のチョウで、白い翅に赤い斑紋をもつ美しい種です。
アポロチョウ(学名:Parnassius apollo)は、チョウ目シロチョウ科に属する大型のチョウです。ヨーロッパのアルプスをはじめ、スカンジナビア半島から中央アジアにかけての高山地帯に分布しています。
翅の基本色は白または淡い乳白色で、前翅には黒い斑紋、後翅には鮮やかな赤色の眼状紋(目のような模様)が特徴的に配置されています。この斑紋のパターンは地域や個体によって変異が大きく、多数の亜種が記載されています。翅を広げた大きさはおよそ6〜9センチメートルに達します。
標高の高い草原や岩場に好んで生息し、成虫はアザミなどの花の蜜を吸います。幼虫はベンケイソウ科の植物を食草とします。成虫は年に1回、夏の短期間に発生します。
生息地の開発や気候変動の影響で個体数が減少しており、ヨーロッパの多くの国でレッドリストに掲載されるなど、保全上の懸念が高まっています。その美しさと希少性から、チョウの愛好家の間で高い人気を誇ります。
使い方・例文
アポロチョウはヨーロッパの高山植物が咲き乱れる夏の短い季節にのみ姿を現すため、山岳地帯でのチョウ観察の憧れの的として語られます。
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