こうの史代とは?
こうのふみよ
こうの史代は、『夕凪の街 桜の国』や『この世界の片隅に』などで知られる日本の漫画家で、広島・戦争をテーマに独自の画風で描く作家です。
こうの史代(1969年〜)は、広島県出身の漫画家です。大阪芸術大学を卒業後、漫画家としてデビューしました。柔らかく繊細な画風と、穏やかな日常描写のなかに歴史・戦争・人間の悲しみを織り込む独特のスタイルが特徴です。
2004年に発表した『夕凪の街 桜の国』は、広島の原爆被害をテーマにした短編連作で、漫画界のみならず広く一般読者からも高い評価を受けました。文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞しています。
続く代表作『この世界の片隅に』(2007〜2009年)は、戦時中の呉・広島を舞台に、普通の女性・すずが懸命に日常を生きる姿を描いた作品です。片渕須直監督によりアニメーション映画化(2016年)され、国内外で大きな反響を呼びました。
こうの史代の作品の特徴として次の点が挙げられます。
- 戦争・原爆を正面から描きながら、悲劇を押しつけない語り口
- 当時の生活習慣・食文化・方言の丁寧な再現
- ユーモアと哀愁を同居させた絵柄
- 女性の視点から見た昭和の日常
使い方・例文
平和学習や戦争を題材にした作品を調べるとき、こうの史代の『この世界の片隅に』が漫画・映画の双方で取り上げられます。
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