空港とは?飛行機の玄関口・その役割と主な設備をわかりやすく解説
公開 2026年7月28日
空港とは
空港(くうこう)とは、航空機が安全に離陸・着陸するために整備された交通施設です。旅客や貨物を航空機で輸送するための出発点・目的地となる場所であり、陸上交通における駅や港に相当する「空の玄関口」ともいわれます。日本の航空法では、航空機の離着陸に使用する飛行場のうち、国土交通大臣が指定したものを空港と定義しています。
主な設備
空港にはさまざまな設備が整っています。もっとも重要なのが滑走路です。航空機が離陸・着陸する際に使用する長い舗装路で、大型ジェット機が離着陸できるよう、通常は2,000〜4,000メートル以上の長さがあります。
旅客ターミナルビルは、乗客が搭乗手続きや出入国審査を行う建物です。チェックインカウンター・保安検査場・搭乗ゲート・免税店・飲食店などが設けられています。
管制塔は、航空機の離着陸や地上走行を誘導・管理する施設で、航空管制官が24時間体制で業務を行います。このほか、貨物を取り扱う貨物ターミナルや、航空機を整備・格納するハンガー(格納庫)なども空港の重要な設備です。
空港の役割
空港は大きく旅客輸送と貨物輸送の2つの役割を担っています。旅客輸送では国内線・国際線を通じて多くの人々の移動を支え、観光・ビジネス・帰省などに利用されます。貨物輸送では生鮮食品・医薬品・精密機器など速達性が求められる品物を世界各地へ届ける役割を果たしています。また、災害発生時には物資や救援隊を迅速に輸送するための重要な拠点にもなります。
日本の主な空港
日本には国管理空港・地方管理空港・会社管理空港など約100か所の空港があります。国際的な拠点となる主な空港としては、首都圏の成田国際空港(千葉県)と東京国際空港(羽田空港)(東京都)、関西圏の関西国際空港(大阪府)・大阪国際空港(伊丹空港)(大阪府・兵庫県)・神戸空港(兵庫県)、そして中部国際空港(セントレア)(愛知県)・新千歳空港(北海道)・福岡空港(福岡県)・那覇空港(沖縄県)などがあります。羽田空港は国内線旅客数が日本最多の空港です。