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RPKIとは?

あーるぴーけーあい

RPKIとは、インターネットの経路情報(BGPルート)の正当性を暗号証明書で検証する仕組みで、経路ハイジャック攻撃を防ぐためのセキュリティ技術です。

RPKI(Resource Public Key Infrastructure:リソース公開鍵基盤)は、インターネット上でIPアドレスとAS番号(自律システム番号)の正当な保有者を証明するための仕組みです。BGP(Border Gateway Protocol)を用いたインターネットルーティングにおけるセキュリティを強化するために設計されました。

インターネットの経路制御は長らくBGPに依存していますが、BGP自体には送信元の正当性を確認する仕組みがありませんでした。そのため「BGPハイジャック」と呼ばれる攻撃が発生し、悪意ある第三者が他者のIPアドレスブロックに向けたトラフィックを横取りする事件が繰り返し発生していました。

RPKIはこの問題を解決するため、以下の仕組みを提供します。

  • ROA(Route Origin Authorization):IPアドレスブロックの正当な保有者がどのASから経路広告を行うかを証明書で宣言する
  • RPKI検証:ルーターがROAと実際のBGP経路広告を照合し、不正な経路を拒否する
  • 階層的な信頼モデル:IANA→RIR(地域インターネットレジストリ)→ISP→エンドユーザーという信頼の連鎖で証明書を管理する

RPKIの導入により、経路ハイジャックのリスクを大幅に低減できます。大手ISPやクラウド事業者を中心に採用が進んでおり、インターネットの信頼性向上に貢献する重要なセキュリティインフラとして位置づけられています。

使い方・例文

「自社のIPアドレスブロックにROAを設定してRPKIを有効にすることで、BGPハイジャックによるトラフィック乗っ取りを防止できる」というように、ネットワークセキュリティやISP運用の文脈で登場します。

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