CatBoostとは?
きゃっとぶーすと
CatBoostとは、ロシアのYandexが開発した勾配ブースティングアルゴリズムで、カテゴリ変数の扱いに優れた機械学習ライブラリです。
CatBoost(Categorical Boosting)は、ロシアの検索エンジン企業Yandexが2017年に公開したオープンソースの勾配ブースティングフレームワークです。名称は「Categorical Boosting」(カテゴリカルデータのブースティング)の略で、その名の通りカテゴリ変数(性別・地域・職業のような非数値データ)を効率的に扱える点が最大の特徴です。
CatBoostの主な特徴は以下の通りです。
- カテゴリ変数の自動処理:ターゲットエンコーディングを独自の方法で実装し、データ漏洩(ターゲットリーク)を防ぎながらカテゴリ変数を数値化する
- Ordered Boosting:過学習を抑制するための独自のブースティング方式を採用している
- 高い予測精度:表形式データにおいてXGBoostやLightGBMと並ぶ高精度を実現する
- 学習速度:GPUを活用した高速な学習が可能
- 少ない前処理:欠損値やカテゴリ変数をそのまま入力できるため、前処理の手間が少ない
勾配ブースティング系の競合ライブラリとしてXGBoost(2014年)・LightGBM(2016年、Microsoft)があり、CatBoostはこれらと並んで表形式データを扱う機械学習の三大ブースティングライブラリの一角を占めています。Kaggleなどのデータ分析コンペティションでも広く使われており、金融・EC・広告など実業務での採用実績も豊富です。
使い方・例文
EC(電子商取引)サイトの購買予測モデルを作る際、商品カテゴリ・地域・ユーザー属性などのカテゴリ変数を多く含むデータに対してCatBoostを適用することで、精度の高い予測モデルを効率よく構築できます。
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