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間狂言とは?

あいきょうげん

狂言とは、能の演目中にシテ(主役)が退場する間に狂言師が登場し、物語の背景や由来を観客にわかりやすく語り解説する場面のことです。

狂言(あいきょうげん)とは、能楽において一番の能の前半(前場)と後半(後場)の間に設けられた幕間(まくあい)に、狂言方の役者が登場して演じる場のことをいいます。単に「アイ」とも呼ばれます。

能は多くの場合、前場でシテ(主役)が何者かの化身や霊などとして登場し、後半で本来の姿を現して舞うという二部構成をとります。この前場と後場の間に、シテが舞台を一時退く「中入り(なかいり)」の時間が生まれます。この間に登場するのが間狂言で、主にワキ(脇役)方の人物に対し、その土地の神や仏の由来、霊の正体、伝説の内容などを語って聞かせる役割を担います。

間狂言の演じ方は流儀によって異なり、語りを主体とした簡素なものから、ある程度の演技を伴うものまでさまざまです。大蔵流和泉流など狂言の流派によって台詞や演出が異なることがあります。

間狂言は能の筋書きを観客が理解するための「解説役」としての機能を持ちつつ、独立した演劇的な味わいも備えています。難解な能の世界への橋渡しとして、現代の観客にとっても重要な場面であり、能楽全体の構成における欠かせない要素となっています。

使い方・例文

「能『松風』の間狂言では、漁師役の狂言師がワキに対して松風・村雨姉妹の伝説をわかりやすく語り、後場への期待を高める。」

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