連濁とは?
れんだく
連濁とは、二つの語が複合するとき、後ろの語の語頭の清音が濁音に変わる日本語の音韻現象です。
連濁(れんだく)とは、日本語の複合語において、後部要素(後ろの語)の最初の音が清音から濁音に変化する音韻現象です。たとえば「花(はな)+火(ひ)→花火(はなび)」「折(おり)+紙(かみ)→折り紙(おりがみ)」のように、単独では「ひ」「かみ」と発音するものが、複合するとそれぞれ「び」「がみ」に変わります。
連濁が起きる条件は複雑で、すべての複合語に適用されるわけではありません。代表的なルールとしてライマンの法則があり、後部要素にすでに濁音が含まれている場合は連濁が起きにくいとされています(例:「筋(すじ)+道(みち)→筋道(すじみち)」は「みち」が濁音なし→連濁せず「すじみち」)。
連濁が起きやすい条件と起きにくい条件をまとめると以下のようになります。
- 和語同士の複合では連濁しやすい
- 後部要素に濁音がある場合は起きにくい(ライマンの法則)
- 漢語・外来語が関与する場合は連濁しないことが多い
- 意味的な独立性が高いと連濁しにくい
連濁の発生メカニズムはいまだ完全には解明されておらず、言語学の重要な研究テーマのひとつです。方言によっても連濁の起きやすさに差があることが知られています。
使い方・例文
「風(かぜ)+車(くるま)→風車(かざぐるま)」「本(ほん)+棚(たな)→本棚(ほんだな)」のように、複合語の読み方を考えるときに連濁の知識が活きます。
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