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辰砂釉とは?

しんしゃゆう

銅を発色剤として還元焼成することで鮮やかな赤色を呈する高火度釉で、中国の宋〜明代に技術が確立され、現代まで陶芸家に使われています。

辰砂釉は、酸化銅(約〇・五〜一パーセント)を発色剤とし、強い還元焔で焼成することで鮮やかな赤色を呈する高温の色釉。正確な温度管理と還元条件が必要なため失敗が多く、宋代には釉里紅(釉下の辰砂)として試みられ、明代洪武年間に大きく発展した。清代の「祭紅」は豚の生き血を使ったという伝説を持ち、宮廷用の赤いモノクロームの器として最高とされる。現代の陶芸家も難易度の高い釉薬として挑み続けている。

使い方・例文

雍正年間の祭紅の梅瓶は、深く沈んだ牛血のような赤が口縁でほんのりと淡くなり、釉薬の生きた表情を見せている。

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