転回音程とは?
てんかいおんてい
転回音程とは、ある音程の2つの音のうち一方をオクターブ移動させることで生まれる、元の音程を補完する新しい音程のことです。
転回音程(てんかいおんてい)とは、ある音程を構成する2つの音のうち、低い音を1オクターブ上げる(または高い音を1オクターブ下げる)操作によって得られる音程のことです。音楽理論における音程分析や和声法の基礎概念の一つです。
転回音程には重要な法則があり、元の音程度数と転回後の度数の合計は必ず9になります。たとえば、3度の転回音程は6度(3+6=9)、4度の転回音程は5度(4+5=9)になります。
音程の性質(完全・長・短・増・減)も転回によって変化します。
- 完全音程 → 完全音程(例:完全4度 → 完全5度)
- 長音程 → 短音程(例:長3度 → 短6度)
- 短音程 → 長音程(例:短3度 → 長6度)
- 増音程 → 減音程(例:増4度 → 減5度)
転回音程の概念は、コードの転回形(和音の最低音を変える)とも密接に関連します。和声学では、音程の転回を理解することで、声部進行の分析や対位法的な作曲技法をより深く学ぶことができます。ソルフェージュや音楽理論の試験でもよく出題される基礎的な概念です。
使い方・例文
ピアノでドとミ(長3度)を弾いた後、ドを1オクターブ上げてミとドにすると短6度になる、という関係が転回音程の例です。
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