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計数貨幣とは?

けいすうかへい

計数貨幣とは、個々の貨幣に一定の額面価値が定められており、枚数を数えることで取引金額を確定できる貨幣のことです。

計数貨幣(けいすうかへい)とは、一枚ごとに額面金額が決まっていて、枚数を数えれば合計金額がわかる貨幣のことです。現代の硬貨紙幣がその典型であり、たとえば百円硬貨10枚は必ず1000円として通用します。

計数貨幣の対義語は「秤量貨幣(しょうりょうかへい)」で、こちらは重さを量ることで価値を決める貨幣です。古代の金塊・銀塊による決済がその例で、毎回天秤で重量を確認する必要がありました。計数貨幣の登場は、取引の手間を大幅に省き、商業の発展を支えました。

計数貨幣が機能するためには、以下の条件が重要です。

  • 国家や発行機関が額面を保証していること
  • 偽造を防ぐための技術的な工夫があること
  • 社会全体がその額面を信頼・受け入れていること

歴史的には、古代ギリシャやローマで鋳造された金・銀・銅の硬貨が計数貨幣の先駆けとされています。日本でも江戸時代の銭貨(寛永通宝など)は計数貨幣として流通しました。現代の電子マネーやデジタル通貨も、額面を単位として数える点では計数貨幣の概念を引き継いでいます。

使い方・例文

「計数貨幣の普及によって、市場での取引が重量計測を必要とせず、硬貨を数えるだけで済むようになった」という文脈で、貨幣経済史の説明に登場します。

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