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菅江真澄とは?

すがえますみ

菅江真澄とは、江戸時代後期に東北・北海道を旅して精細な旅行記や風俗記録を残した旅行家・民俗学者です。

菅江真澄(1754〜1829)は、江戸時代後期の旅行家・文人で、本名を白井秀雄といいます。三河国現在愛知県)出身とされ、30代から生涯かけて東北地方・北海道(蝦夷地)を旅し、その土地の人々の暮らしや風習、自然を詳細に記録しました。

真澄の業績の核心は、旅日記と絵を組み合わせた多数の紀行文にあります。「菅江真澄遊覧記」をはじめとする著作群は、当時の民衆生活・方言・民俗・植物・地理を精密に描写しており、近代の民俗学や文化人類学の先駆的な資料として高く評価されています。

真澄は特に秋田藩に長く滞在し、藩の求めに応じて地誌の編纂にも携わりました。彼の記録は以下の点で際立っています。

  • 農村・漁村の年中行事や祭礼の詳細な描写
  • アイヌ文化との接触記録
  • 植物や地形の正確なスケッチ
  • 方言や口承文芸の採録

柳田國男はじめ近代の民俗学者たちが真澄の著作を高く評価し、「日本民俗学の先駆者」と称されることもあります。秋田県立博物館などに多くの関連資料が収蔵されており、今日も研究者の注目を集めています。

使い方・例文

江戸時代の東北地方の生活や文化について調べるとき、あるいは日本民俗学の歴史を学ぶ講義や文献で菅江真澄の名前がよく取り上げられます。

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