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茶掛とは?

ちゃがけ

茶掛とは、茶道茶室床の間に掛けられる掛け軸のことで、その場の精神的な雰囲気を演出する重要な道具です。

茶掛(ちゃがけ)とは、茶道において茶室床の間に飾られる掛け軸のことを指します。単に「掛物(かけもの)」とも呼ばれ、茶事茶会における精神的な中心として、その場の雰囲気やテーマを示す役割を担います。

茶道の開祖・千利休は「茶室において最も大切な道具は掛物である」と述べたといわれるほど、茶掛は茶道において特別な地位を占めています。茶会に招かれた客は、まず床の間の茶掛を拝見し、亭主(主催者)の意図やその日の趣向・季節感を読み取ることが礼儀とされています。

茶掛の内容はさまざまで、主に以下のような種類があります。

  • 禅語の墨跡:高僧や禅僧の書いた言葉や偈(げ)。最も格式が高いとされる
  • 和歌・俳句:季節や情景を詠んだ詩歌
  • 山水画・花鳥画:自然の情景を描いた絵画
  • 書状・消息:著名人の筆跡や書簡

亭主は季節・行事・趣向に合わせて茶掛を選ぶため、その選択センスが問われます。また、茶掛は表具(ひょうぐ)の仕立て方によっても格や雰囲気が変わり、総体として茶室の美を構成する要素のひとつとなっています。

使い方・例文

「床の間に禅語の茶掛が掛けられ、茶会のはじまりを告げていた」のように、茶道の席の描写や、日本の伝統文化を語る文脈で使われます。

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