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船徳とは?

ふなとく

「船徳」とは、道楽で勘当された若旦那が船頭修行に励む姿を描いた夏の古典落語です。

「船徳」は、古典落語の夏の噺として知られる演目です。大店の若旦那・徳三郎が放蕩のすえ勘当され、「自力で身を立てる」と船宿で船頭の修行を始めますが、生まれついての育ちの良さが随所で足を引っ張るという可笑しみを描いた作品です。

あらすじは、ようやく船を任せてもらえることになった徳三郎が、客を乗せて出発するものの、棹さばきが下手で右往左往し、ほかの船にぶつかったり逆に流されたりと散々な目に遭うという展開です。夏の暑さと川の情景描写も見どころのひとつで、噺全体に夏らしい風情が漂います。

この噺の魅力は以下の点にあります。

  • ぼんぼん育ちの若旦那が庶民の仕事に挑む滑稽さ
  • 江戸・東京の川や船宿の風俗が生き生きと描かれる
  • 暑い夏の川風が感じられる季節噺としての情緒
  • 失敗を繰り返しながらも懸命な若旦那への愛着

夏の寄席や納涼落語会で定番として演じられる演目で、柳家・古今亭など多くの演者がレパートリーに持っています。

使い方・例文

夏の落語会のプログラムや、江戸情緒あふれる噺として落語解説書で「夏の演目」として紹介される際に登場します。

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