紫砂壺とは?
しさこ
中国江蘇省宜興で産する無釉の炻器製急須で、紫砂泥特有の通気性と保温性から茶の名品として珍重されます。
紫砂壺は、中国江蘇省宜興産の紫砂(紫泥・朱泥・段泥など)と呼ばれる特殊な砂質陶土を用いて成形する急須の総称。釉薬をかけず高温で焼成するため、素地そのものの色と質感が前面に出る。細かな気孔が茶葉の香りを吸着して育ち、使い込むほどに光沢が増す性質があるため、愛好家の間では「養壺」と呼ばれる手入れが楽しまれる。明代の供春以来、多くの名工が独自の造形を競ってきた。
使い方・例文
宜興の老職人が轆轤を使わず手捏ねで仕上げた紫砂壺は、鉄分の多い朱泥が柔らかな朱色に焼き上がっていた。
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