目連とは?
もくれん
目連とは、釈迦の十大弟子の一人で、神通力第一と称されたインド仏教の聖者です。
目連(もくれん)は、古代インドの仏教において釈迦の十大弟子の一人として名を連ねる聖者です。サンスクリット語での名はマウドガリヤーヤナ(Maudgalyāyana)といい、神通力(超自然的な能力)に最も優れた弟子として「神通第一」と称されました。
目連は釈迦と同じコーサラ国またはマガダ国の出身とされ、親友の舎利弗(しゃりほつ)とともに他の宗教集団から帰依して仏弟子となったと伝えられています。その神通力はひとえに深い修行と悟りの成就によるものとされ、多くの伝説が生まれました。
目連に関する説話の中で最も広く知られるのが「目連救母」の物語です。目連が神通力を用いて亡き母の魂を探したところ、餓鬼道に落ちて苦しんでいることを知り、釈迦の教えに従って僧侶たちに供養を行うことで母を救ったというエピソードです。この物語は後世の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」の起源とされ、日本のお盆の行事にも深く影響を与えています。
目連は釈迦よりも先に、バラモン教徒に殺害されたと伝えられており、その死もまた仏教説話の中で語り継がれています。中国や日本では「目蓮」とも表記され、民間信仰や芸能文化にも取り入れられてきました。
使い方・例文
「目連救母」の説話は日本の盂蘭盆会(お盆)の由来として語られ、学校の授業や仏教行事の場で「なぜお盆に先祖を供養するのか」を説明する文脈で目連の名が登場します。
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