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減損テストとは?

げんそんてすと

減損テストとは、企業が保有する資産や資産グループの帳簿価額が回収可能価額を超えていないか定期的に評価する会計上の手続きです。

減損テスト(げんそんテスト)とは、固定資産や暖簾(のれん)などの資産について、帳簿価額が将来的に回収できる金額(回収可能価額)を上回っていないかを検証するプロセスです。超過している場合は「減損損失」として損益計算書に計上し、帳簿価額を切り下げます。

回収可能価額は、以下のいずれか高い方を採用します。

  • 使用価値:その資産を継続使用・最終的に売却することで得られる将来キャッシュフローの現在価値
  • 正味売却価額:市場で売却した場合に得られる金額から処分費用を差し引いた価額

国際財務報告基準(IFRS)では、のれんについて毎年必ず減損テストを実施することが義務付けられています。日本基準(J-GAAP)では、減損の兆候(業績悪化・市場価格の大幅下落など)が認められた場合に実施します。テストでは事業計画や市場データ、割引率の設定など専門的な判断が必要で、会計士・財務アドバイザーが関与することが多いです。

近年、企業買収で多額ののれんを計上した企業が、買収先の業績悪化や環境変化により大規模な減損損失を計上する事例が増えており、投資家にとって重要な監視項目となっています。減損テストの結果は財務諸表の注記でも詳細が開示されます。

使い方・例文

海外企業を高額で買収した会社が、その後の市場縮小により買収事業の将来収益が見込めなくなった場合、のれんの減損テストを実施して数百億円規模の減損損失を計上することがあります。

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