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海洋温度差発電とは?

かいようおんどさはつでん

海洋温度差発電とは、海面付近の温かい表層水と深海の冷たい深層水の温度差を熱源として利用する発電方式で、Ocean Thermal Energy Conversion(OTEC)とも呼ばれます。

海洋温度差発電(OTEC:Ocean Thermal Energy Conversion)とは、熱帯・亜熱帯の海洋において、太陽熱で温められた表層水(水温25〜30℃程度)と深海から引き上げた深層水(水温5〜7℃程度)の温度差を利用してタービンを回し、発電する技術です。20℃前後の温度差をエネルギー源とします。

基本的な発電サイクルには以下の種類があります。

  • クローズドサイクル:アンモニアなど沸点の低い作動流体を使い、表層水で蒸発させてタービンを回し、深層水で凝縮する。最も一般的な方式
  • オープンサイクル:表層水を減圧して直接蒸発させ、その蒸気でタービンを回す。副産物として淡水も得られる
  • ハイブリッドサイクル:上記2方式を組み合わせる

OTECのメリットは、昼夜・天候を問わず安定した発電が可能なベースロード電源となりうる点です。また、深層水はリン・窒素などの栄養塩に富み冷たく清浄なため、発電後に養殖業・冷房・淡水製造などへの利用(海洋深層水の多目的利用)も期待されます。日本では沖縄県久米島などで実証施設が稼働し、離島エネルギー自立の手段として研究が続いています。課題は深層水取水管のコストと施設規模の大型化にあります。

使い方・例文

「沖縄の離島では海洋温度差発電の実証プラントが稼働しており、発電とともに低温の深層水を農産物の保冷や空調に活用する取り組みが進んでいる」というように紹介されます。

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