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氷河研磨面とは?

ひょうがけんまめん

氷河研磨面とは、氷河が岩盤をなめらかに磨き上げた結果生まれた、鏡のように平滑な岩石面のことです。

氷河研磨面(ひょうがけんまめん、glacial polish)とは、氷河がその底面に含む細粒な岩石粉(氷河泥)や砂粒によって岩盤表面を長期間にわたって磨き続けた結果、形成された非常に滑らかな岩石面のことです。「氷河磨面」とも呼ばれます。

氷河研磨面は、膨大な重さの氷河が細かい砂粒を岩盤に押しつけながら移動することで、まるでサンドペーパーで磨いたような光沢のある平面を作り出します。この現象は特に硬度の高い花崗岩や玄武岩などで顕著に現れ、表面が光を反射するほど平滑になる場合もあります。

氷河研磨面の特徴は以下のとおりです。

  • 氷河の流動方向に沿って形成されるため、方向性を持つ
  • 同じ岩盤に氷河擦痕(条線)が重なって見られることが多い
  • 氷河が後退した後も長期間にわたって保存される
  • 過去の氷床範囲や氷河の厚さを推定する手がかりになる

氷河研磨面は北米・北欧・アルプス・ニュージーランドなど、かつて氷河に覆われた地域の岩盤露頭で広く観察されます。現在も活動中の氷河が後退した後の新鮮な岩盤では、光沢のある研磨面を直接目にすることができ、地質観察の重要な対象となっています。

使い方・例文

スイスアルプスやカナダのカナディアン・シールドでは、氷河が削り出した光沢ある岩盤が野外で観察でき、地質調査や観光の見どころとなっています。

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