旗章学とは?
きしょうがく
旗や旗章(旗の図案)を科学的・歴史的・意味論的に研究する専門学問分野で、ヴェクシロロジーとも呼ばれます。
旗章学(きしょうがく)は、英語でヴェクシロロジー(vexillology)とも称され、旗・軍旗・国旗・自治体旗・団体旗などあらゆる旗とその図案(旗章)を体系的に研究する学問です。ラテン語で「旗」を意味する vexillum に由来します。
旗章学が扱うテーマは多岐にわたります。旗のデザインに用いられる色・図形・象徴の意味論的分析、歴史的変遷の調査、各国・地域・組織の旗制定の背景、旗の掲揚規則や礼節(旗礼)などが含まれます。紋章学(ヘラルドリー)と関連が深く、両者はしばしば近接した分野として研究されます。
国際旗章学協会(FIAV)が1967年に設立されており、世界各地に旗章学の研究者・愛好家による協会が存在します。デザイン原則としては「距離から識別できるシンプルな図案」「意味のある象徴の使用」「限られた色数」などが良い旗の条件として議論されることが多く、自治体や新興国の旗制定に際してこうした知見が参照されることもあります。日本では比較的マイナーな学問ですが、国際的には専門誌や学会が活動しています。
使い方・例文
新しく設立された自治体が市旗のデザインを決める際に、旗章学の専門家が色や図案の歴史的意味と識別性についてアドバイスを行うことがあります。
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