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敷石とは?

しきいし

敷石とは、道路・庭園・広場などの地面を覆うために敷き並べる石材の総称で、舗装・装飾・排水などの機能を持つ造園・土木要素です。

敷石とは、地面や床面に平らに敷き並べることで通路や広場を覆う石材、あるいはその工法・仕上がり全体を指す言葉です。古代ローマの石畳から現代の庭園まで、建築・造園・土木の幅広い場面で用いられてきました。

敷石の主な目的は次のとおりです。

  • 舗装・通行性:雨でぬかるんだ地面を固め、安定した歩行面を確保する
  • 排水:石の隙間から雨水を浸透させ、水はけを管理する
  • 景観・装飾素材・色・形・パターンによって空間の美観を高める
  • 境界の明示:庭園内で区画や動線を視覚的に示す

素材としては、花崗岩・安山岩・石英岩・砂岩・大理石など多様な天然石のほか、コンクリート製の擬石や陶磁器タイルも用いられます。日本庭園では不規則な自然石を組み合わせる「飛石(とびいし)」も敷石の一形態で、茶道の露地(ろじ)において精神的な意味も持ちます。

ヨーロッパの旧市街地に残る石畳(cobblestone・paving stone)も敷石の代表例で、歴史的景観の象徴として保護されていることが多いです。現代の造園設計では、天然石の不均一な質感を活かした「乱貼り」や整然と並べる「整形貼り」など、意匠目的に応じた多彩な工法が採用されています。

使い方・例文

和風庭園の設計を説明するとき、「飛石を配して客が足もとに注意を向けながら進む動線を作る」という文脈で敷石の概念が登場します。

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