山椒の佃煮とは?
さんしょうのつくだに
山椒の佃煮とは、山椒の実を醤油・みりん・砂糖などで甘辛く煮詰めた日本の伝統的な保存食です。
山椒の佃煮は、サンショウ(山椒、学名:Zanthoxylum piperitum)の実を主原料に、醤油・みりん・砂糖・酒などの調味料でじっくりと煮詰めて作る和風の惣菜です。佃煮全般の技法は江戸時代から続く日本の保存食文化に根ざしており、山椒の佃煮もその代表格として広く親しまれています。
使用する山椒の実には時期と形態に応じた種類があります。
- 青山椒の実:初夏に収穫した若い実を使用。鮮やかな緑色で香りが強い。
- 熟した実:秋ごろに収穫したもの。やや辛みが落ち着く。
- 葉山椒(木の芽):若葉を使うこともある。
山椒特有の「しびれる辛さ」はサンショオールという成分によるもので、唐辛子の辛さとは異なる独特の刺激があります。この風味が魚の臭みを消す効果もあるため、ちりめんじゃこや小魚と組み合わせた「ちりめん山椒」も人気の逸品です。白飯のお供はもちろん、お茶漬けや酒の肴、料理のアクセントとしても重宝されます。京都の老舗では、春の青山椒シーズンに合わせて仕込む伝統が今も続いています。
使い方・例文
白ご飯のお供として少量のせて食べるのが定番で、旅館の朝食などでもよく登場します。ちりめんじゃこと合わせた「ちりめん山椒」は京都の名物としても知られています。
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